西岡良仁、時差と戦い高クオリティのテニスを披露!
ダラス・オープンで準々決勝に進出した西岡良仁が、時差との戦いを克服し高クオリティのテニスを展開。1 週間で 5 試合を戦い抜いた彼は、次週のデルレイビーチ・オープンへも出場予定。

西岡良仁、ダラス・オープンで活躍
男子テニスのダラス・オープン(アメリカ/ダラス、室内ハード、ATP500)で、西岡良仁が準々決勝に進出しました。世界ランク 67 位の西岡は、第 2 シードの C・ルード(ノルウェー)と対戦しましたが、5-7、2-3 の時点で途中棄権しました。
国別対抗戦での活躍
1 月 31 日と 2 月 1 日に行われた国別対抗戦デビスカップ ファイナル予選 1 回戦「日本 vs イギリス」(日本/兵庫、ブルボンビーンズドーム、ハード)に参戦した西岡は、2 勝を挙げ日本の勝利に貢献しました。
強行スケジュールでの出場
その後すぐにダラスに移動する強行スケジュールで今大会に出場し、1 回戦で世界ランク 42 位の B・ナカシマ(アメリカ)、2 回戦で第 5 シードの F・ティアフォー(アメリカ)を下し準々決勝に駒を進めました。
準々決勝での戦い
世界ランク 5 位のルードとの顔合わせとなった準々決勝の第 1 セット、西岡は第 1 ゲームでいきなりブレークを奪うと、その後キープを続けゲームカウント 5-3 とリードしました。しかし、サービング・フォー・ザ・セットとなった第 10 ゲームでブレークバックを許した西岡は、第 12 ゲームでもブレークを奪われ先行されました。
途中棄権
第 2 セット、第 5 ゲーム終了後にメディカルタイムアウトを取得し左肩を治療した西岡は、続く第 6 ゲームのサービスゲームで 0-30 となったところで無念の途中棄権を選択しました。この時点で準々決勝敗退となりました。
試合後の心境
1 月 31 日のデビスカップ 1 試合目から数え、1 週間で 5 試合を戦った西岡は試合後に SNS を更新し心境をつづりました。「デビスカップから移動含めて 1 週間で 5 試合。時差ありの中でも高クオリティのテニスが出来ました。取り組んでる事が結果に現れた 1 週間でしたが、体の疲労は凄まじく肩も痛いですが体力もかなり疲れました。ここまで戦い抜けたのはここ数年だとなかなか無い事だったので成長です!」
今後の予定
西岡は次週 10 日に開幕するデルレイビーチ・オープン(アメリカ/デルレイビーチ、ハード、ATP250)への出場も予定しています。一方、4 強入りを決めたルードは準決勝で、世界ランク 64 位の J・ムナル(スペイン)と対戦する予定です。