朝倉海の寝技の弱点を堀口恭司が分析!UFC 319での敗因と今後の課題
UFC 319での朝倉海の敗北を堀口恭司が詳細に分析。寝技の弱点と今後の課題について語る。

朝倉海のUFC 319での敗北
2025年8月17日(日本時間)、米国で開催された『UFC 319』において、朝倉海(日本)がティム・エリオット(米)に2Rギロチンチョークで一本負けを喫しました。これにより、海は前回に続いてチョークで2連敗を喫し、寝技での評価をさらに落とす結果となりました。
堀口恭司の分析
かつて海と2度対戦した堀口恭司は、この試合について「倒せる場面で倒さなかった」と評しました。堀口は、試合直後に自身のYouTubeチャンネルで、海の序盤の打撃について以下のようにコメントしました。
最初の1R目は、すごく打撃がうまく当たってた。もうちょっと攻めればいいのにな、『あ、海くん行けんのかな』と思ったんだけど。警戒してたのかわかんないけど、すごい攻めあぐねてたなって感じかな。
堀口は、海がもっと攻められた可能性を示唆し、試合の流れを変えるチャンスがあったと指摘しました。
寝技の問題点
堀口は、海の寝技についても詳細に分析しました。
打撃に集中しすぎてて。エリオットが1R目で相手の出方を見てた。で、2R目で相手(※海)の出方がちょっと分かってきて、寝技に行ったんじゃないかな。
さらに、海のレスリングに対する反応の遅さも指摘し、ディフェンスの弱点を明らかにしました。
今後の課題
堀口は、海の今後の課題として、以下の点を挙げました。
やっぱりUFCはどちらが勝ってもおかしくない世界、チャンスを物にできる人が勝つ。俺もそこをやらないと、と思って見ていた。
海が今後、これらの課題を克服し、UFCでの地位を確立するためには、技術の向上と戦略の見直しが不可欠です。