田中将斗、ハヤブサの挑戦に応戦!新生ゼロワンの未来を切り開く
田中将斗がハヤブサの挑戦に応戦し、新生ゼロワンの未来を切り開く決意を語る。格闘技ファン必見の熱い戦いが始まる!

ハヤブサの挑戦に応戦
新生ゼロワンの田中将斗(52)が、復活ハヤブサに宣戦布告をした。4月27日の「ルチャフェススペシャル」で復活したハヤブサが、7日付でゼロワンに入団。都内の道場で行われた入団会見で、田中はハヤブサから「僕の目で見た今のゼロワンの事実、それは衰退。今回の火祭り、ガラガラの客席、少ない歓声。いつからゼロワンはこんなに静かな団体になったんでしょうか」と団体の現状を指摘された。
激怒の田中
さらにハヤブサは「あなた方のこれまでのプロレスが、今の事実を証明してるんじゃないですか」「誰も見ていないゼロワンに、何の価値があるんですか」と投げかけた。これに激怒した田中は「火祭りを1回優勝したくらいで調子乗んな!」と吐き捨て、会見を途中退席した。
心境を明かす
会見後、取材に応じた田中は「初期のゼロワンに比べたら苦しくなってるのはわかってるから、ハヤブサの言いたいこともわかる…。でも、衰退っていう言葉は聞きたくなかったし、入団会見はゼロワンにとってハッピーな話題なので、それで終わらせたかったのが本音。あの場で言う必要はなかったんじゃないかなと」と心境を明かした。
ゼロワンの中心は譲らない
田中は2002年にゼロワンの前身である故橋本真也さんが創設したZERO―ONEに入団。橋本さんが亡くなった後も、大谷晋二郎とともにゼロワンを盛り上げてきた。今年の2月に新生ゼロワンを再スタートさせると、選手会長として先頭に立って、団体に変革を試みながら引っ張ってきた。
ハヤブサへの対抗心
だからこそ、ハヤブサの言動に対抗心を燃やす。「ハヤブサを筆頭に若手がどう変えていくのか楽しみだし、団体としてそうでないといけない。でも、ハヤブサのおかげで今日僕もさらに火がついたので、簡単に引きずり降ろされるつもりはないですよ。今の時点でゼロワンに誰がいるのって言ったら、欠場している大谷であり、僕。まず若手たちは俺らの名前を変えなきゃ。でも、田中の名前は想像以上に大きいと思うよ。簡単に変えれるもんなら変えてみろ」。
ゼロワンの未来
ゼロワンの中心はそう簡単に譲らない。田中将斗とハヤブサの熱い戦いが、新生ゼロワンの未来を切り開く鍵となるだろう。