【日本代表】香港戦後のトレーニング調整と中国戦への布石
日本代表が香港戦後のトレーニングを調整し、中国戦に向けた準備を進める。森保一監督の戦略と選手起用について詳しく解説。

日本代表は、東アジアE―1選手権(韓国)の香港戦から一夜明けた9日、GK早川友基(鹿島)とGK大迫敬介(広島)だけがピッチ上でトレーニングを行いました。そのほか24人はホテル内での調整となりました。
森保一監督は、Jリーグから中2日で来ている中で、広島と神戸の選手は中2日、中2日、中2日の3試合目の昨日を戦っていることを考慮し、「この暑さの中、練習をしたいところはあるし、練習をやりたいという選手たちもいたが、フィジカル的にダメージも考え、ここはしっかりリフレッシュして、次の中国戦(12日)に向けて(10、11日の)2日間しっかりトレーニングする選択をした方がいいということで、フィジカルコーチ、スタッフと共有して決めた」と説明しました。
今後の選手起用については、「(3日の)記者会見で、できれば全ての選手をこの3試合で使いたいということをお伝えした。このE―1という国際試合の中で経験を積んでもらって、さらに成長につなげてもらいたい。必然的に絞られてくるかなと思う」と述べました。中国戦では、香港戦で出番のなかった選手が出場することになりそうです。
この調整は、選手たちのコンディションを最適に保ち、次の試合に備えるための重要なステップです。森保監督の戦略的な判断が、日本代表の勝利にどのように寄与するか、今後の試合が楽しみです。