【陸上】日本選手権混成・リレー競技の暑熱対策と日程変更詳細
2025年日本選手権混成競技とリレー競技の日程変更と暑熱対策について詳しく解説。競技者の健康を考慮した運営が焦点。

競技日程の変更と暑熱対策
2025年7月12日と13日に岐阜メモリアルセンター長良川競技場で開催される日本選手権混成競技とリレー競技において、日本陸上競技連盟(日本陸連)は競技日程の変更を発表しました。この変更は、近年の気候変動による暑熱の影響を考慮し、競技者および関係者の健康を守るための措置です。
WBGTに基づく競技中断
日本陸連は、湿球黒球温度(WBGT)が31度以上となる予測に基づき、競技を午前11時30分から午後3時までの約3時間半中断することを決定しました。これにより、競技開始時間は午前9時30分から午前8時30分に前倒しされ、競技終了時間は約2時間繰り下げられます。
リレー競技の変更
また、日本選手権リレーのU16男子、女子の4×100mリレーは予選を取り止め、午後にタイムレース決勝として実施されます。これにより、競技者が最も暑い時間帯を避けて競技に臨むことが可能になります。
詳細なタイムテーブルの発表
各競技の詳細なタイムテーブルは、7月9日に発表される予定です。競技関係者やファンは、この発表を基に競技スケジュールを確認することが推奨されます。
東京世界選手権への選考会
今回の日本選手権混成競技は、9月に開催される東京世界選手権の選考会も兼ねています。そのため、競技者にとっては非常に重要な大会となっています。
健康と安全を最優先に
日本陸連は、競技者の健康と安全を最優先に考え、今後の大会運営においても同様の対策を講じていく方針です。この取り組みは、陸上競技の持続可能な発展にも寄与するものと期待されています。