ウィンブルドン2025:グリゴール・ディミトロフが四大大会100勝達成、3年連続ベスト16進出
2025年ウィンブルドンで、グリゴール・ディミトロフが四大大会100勝を達成し、3年連続ベスト16進出を果たしました。

ディミトロフの快進撃
2025年ウィンブルドン男子シングルス3回戦で、第19シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)が世界ランク165位のセバスチャン・オフナー(オーストリア)を6-3, 6-4, 7-6 (7-0)のストレートで下し、3年連続5度目のベスト16進出を果たしました。これにより、ディミトロフは現役選手では7人目となる四大大会マッチ100勝目を記録しました。
試合のハイライト
ディミトロフは15本のサービスエースを決めるなどして、ファーストサービス時に81パーセントの確率でポイントを獲得。相手のブレークを1度に抑えると、リターンゲームでは3度のブレークに成功し、最後はタイブレークを制して2時間25分で4回戦進出を果たしました。
ディミトロフの四大大会成績
34歳で世界ランク21位のディミトロフがウィンブルドンに出場するのは5年連続15度目。最高成績は2014年のベスト4となっています。今大会は1回戦で世界ランク82位の西岡良仁、2回戦で同69位のコンスタント・ムーテ(フランス)を下し3回戦に駒を進めました。
次戦の相手
ディミトロフは4回戦で第1シードのヤニック・シナー(イタリア)と対戦します。シナーは3回戦で世界ランク52位のパブロ・マルティネス(スペイン)を下して勝ち上がりました。
現役選手の四大大会勝利数
ディミトロフはこれで四大大会の同種目でマッチ100勝目を記録。現役選手では390勝のノバク・ジョコビッチ(セルビア)、158勝のスタン・ワウリンカ(スイス)、141勝のマリン・チリッチ(クロアチア)、130勝のガエル・モンフィス(フランス)、111勝のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)、104勝の錦織圭に続き7人目の快挙となりました。