19歳の新星・坂本怜、ケーリー・テニス・クラシックで2度目の優勝を飾る
19歳の坂本怜がケーリー・テニス・クラシックで2度目の優勝を果たし、男子テニス界で快進撃を続けています。

坂本怜の快進撃
19歳の坂本怜が、ケーリー・テニス・クラシック(アメリカ/ケーリー、ハード、ATPチャレンジャー)で見事に2度目の優勝を飾りました。世界ランク291位の坂本は、第2シードのL・ドラクセル(カナダ)を6-1, 6-4のストレートで下し、約7ヵ月ぶりのチャレンジャー大会優勝を果たしました。
決勝の詳細
決勝では、坂本は第1セットで8本のサービスエースを決め、ファーストサービス時に83%の確率でポイントを獲得。相手に1度もブレークを与えず、リターンゲームでは2度のブレークを奪い先行しました。第2セットでは、第3ゲームでブレークポイントを握り、最後はラリー戦を制して先にブレークに成功。その後もキープを続け、リードを守り切り優勝を決めました。
大会の背景
この大会は、ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)が開催されている中で行われました。坂本は1回戦で第7シードのN・メヒア(コロンビア)、2回戦で世界ランク325位のP・マロニー(アメリカ)、準々決勝で第1シードのT・スクールケイト(オーストラリア)、準決勝で第8シードのP・キプソン(アメリカ)を下し、決勝に進出しました。
今後の展望
坂本がチャレンジャー大会で優勝するのは昨年12月の四日市チャレンジャー(日本/四日市、ハード、ATPチャレンジャー)以来、約7ヵ月ぶり2度目です。第1シードと第2シードを含め、シード勢4名を退ける快進撃でのタイトル獲得となり、今後の活躍が期待されます。