岩手・盛大附属高校野球部、1点差の悔しさをバネに甲子園目指す!2025年夏の県大会に向けて全力疾走
岩手・盛大附属高校野球部が2025年夏の甲子園出場を目指し、1点差の悔しさをバネに練習に励む。投手陣の中心・若林真大投手と強力打線を引っ張る許定捷選手の活躍に期待がかかる。

岩手・盛大附属高校野球部、1点差の悔しさをバネに甲子園目指す!2025年夏の県大会に向けて全力疾走
2024年の県大会決勝戦で1点差で敗れた岩手・盛大附属高校野球部は、その悔しさを胸に、2025年夏の甲子園出場を目指して練習に励んでいる。春の県大会では8年ぶりに優勝を果たし、勢いに乗るチームは、7月9日から始まる夏の県大会に向けて準備を進めている。
投手陣の中心・若林真大投手
投手陣の中心を担うのは、2024年の決勝戦を1人で投げ抜いた若林真大投手(3年)だ。彼はその試合での敗北を今でも悔やんでおり、「自分のせいでチームを負けさせてしまった。その責任感を感じている」と語る。若林投手の強気のピッチングはチームの柱であり、今夏の活躍が期待されている。
強力打線を引っ張る許定捷選手
一方、強力打線を引っ張るのは台湾出身の許定捷選手(2年)だ。春の県大会では15打数8安打、打率5割3分3厘を記録し、東北大会では4番も務めた。許選手は「しっかり1球で決めて、チームがチャンスの時タイムリーが打てる」と自信を見せる。彼の活躍がチームの勝利の鍵を握る。
関口清治監督の期待
2008年からチームを率いる関口清治監督は、2025年の打線について「粘り強くつなぐバッティングができる」と評価する。春の県大会決勝ではタイブレークの延長戦で久慈に勝ち越しを許しながらも、粘り強くチャンスを広げ、最後は逆転のサヨナラ勝ちで8年ぶりに春の頂点に立った。関口監督は「選手たちにとって(春の県大会は)自信になる大会になったと思う。その自信をしっかり持たせたかたちで夏の大会に臨めるかなと思う」と語る。
岩手・盛大附属高校野球部は、1点差の悔しさをバネに、今夏の甲子園出場を目指して全力で挑む。