【バスケ日本代表】19歳の渡邉伶音、三度目の正直でA代表出場を目指す
19歳の渡邉伶音がバスケ日本代表の合宿に参加し、A代表出場を目指す。若手中心の編成で挑むFIBAアジアカップ2025に向けた準備を紹介。


渡邉伶音、A代表出場を目指す
2025年FIBAアジアカップに向けたバスケットボール男子日本代表の第一次強化合宿が都内で行われ、最年少19歳の渡邉伶音(東海大)が注目を集めている。昨年10月のアジアカップ予選でA代表ロスター入りを果たしたものの、出場機会はなかった渡邉は、今回の合宿で三度目の正直を狙う。
若手中心の編成
今合宿には、ジェイコブス晶(フォーダム大)やテーブス流河(ボストン・カレッジ)などの海外組、初招集の狩野富成(信州ブレイブウォリアーズ)など、フレッシュな面々が揃った。ディベロップメントキャンプから11名を残し、ベテランの馬場雄大やジョシュ・ホーキンソンらが加わり、総勢18名でしのぎを削っている。
強化試合を経てアジアカップへ
7月5日、6日のオランダ(FIBAランキング54位)との強化試合、19日、20日のデンマーク(同59位)との強化試合などを経て、8月5日から始まるアジアカップに向けて準備を進めていく。
渡邉伶音のコメント
渡邉は、3ポイントシュートを武器とするパワーフォワード。前回のウィンドウでは合宿まで参加したが、出場機会はなかった。今回の合宿では、大学で体重を増やし、フィジカル面を強化。ディフェンスを意識してプレーしていると語った。
今後の目標
渡邉は、3番ポジションを目指しつつ、4番ポジションでも活躍できるよう、自分の役割を常に考えている。ヨーロッパ勢とのマッチアップでは、ディフェンスに重点を置き、体をぶつけていくことを意識している。
先輩たちとの絆
高校の先輩である川島悠翔や湧川颯斗と一緒にプレーできることは心強いと語る渡邉。大濠の先輩方が活躍している姿を見て、自分ももっと頑張りたいという気持ちになると語った。