2025年7月18日、DeNAに入団した藤浪晋太郎投手が入団会見を行い、古巣・阪神への思いを語りました。藤浪投手は2012年のドラフト1位で阪神に入団し、1年目から3年連続で2桁勝利を挙げるなど、活躍を続けてきました。特に2015年にはセ・リーグ最多の221奪三振を記録し、阪神での10年間で189試合に登板して57勝(54敗)を記録しました。

日本への復帰の際、阪神からのオファーは無かったことを明かした藤浪投手。しかし、古巣・阪神戦には「3年前まで味方で『頼もしいな』と思っていた選手が敵になるわけで楽しみですし、もちろん全力で抑えに行きたい。甲子園は好きな球場のひとつですし、投げることがすごく楽しみなので、ブーイングだけされなければいいなと(笑)」とジョークを交えながらも闘志を燃やしました。

日本球界で対戦が楽しみな選手を聞かれた際には、阪神の佐藤輝明選手の名を挙げ、「リーグで今一番のバッターでしょうし、一番魅力的なバッター」と称賛。対戦には「秘策は特に無いですけど、余裕があれば力勝負ができればいいなと」と、真っ向勝負を望みました。

藤浪投手のDeNAでの活躍と、阪神戦での対戦が今から楽しみです。