大西将太郎の伝説的同点ゴール:ラグビーワールドカップの歴史的瞬間
2007年ラグビーワールドカップでの大西将太郎の同点ゴールは、日本代表の連敗記録を止めた歴史的瞬間。彼のキャリアとその意義を振り返る。

大西将太郎の伝説的同点ゴール
2007年9月25日、フランス・ボルドーのスタッド・シャバン=デルマで行われた第6回ラグビーワールドカップのカナダ戦。日本代表は3連敗を喫し、最終戦を迎えていた。試合は後半ロスタイム、日本は5-12の7点ビハインドを背負っていた。
歴史的瞬間
最後の最後で日本は見事な連続攻撃を見せ、平浩二がインゴール右隅に飛び込み2点差。そこからの難しい角度のコンバージョンを、大西将太郎が見事に決めて12-12でノーサイドとなった。これにより、1995年大会から続く日本代表のワールドカップ連敗記録が13で止まった。
大西将太郎のキャリア
大西将太郎は大阪・東大阪市出身で、高校、大学、社会人と、常に関西ラグビー協会所属のチームでプレーを続けた「花園の申し子」でもあった。彼のラグビーキャリアのなかで、このゴールはハイライトのひとつであり、勝負弱かった自分を変えてくれたと語っている。
ラグビーの魅力
ラグビーの魅力に一度でもハマると、もう抜け出せない。憧れたラガーマンのプレーは、ずっと鮮明に覚えている。だから、ファンは皆、語り継ぎたくなる。大西将太郎の同点ゴールは、まさにそのような歴史的瞬間である。