ラグビー日本代表SH斎藤直人、スター選手ダン・ビガーと6年ぶりの感動再会
日本代表SH斎藤直人がスター選手ダン・ビガーと6年ぶりに再会。感動のエピソードとラグビーの絆を紹介。

ラグビー日本代表のSH斎藤直人(27)が、スター選手ダン・ビガー(35)と約6年ぶりに再会した。この感動的な再会は、ビガーの公式インスタグラムで明らかになった。
ビガーは16日、自身のインスタグラムアカウントを更新し、斎藤とのツーショット2枚を投稿した。1枚目は2019年W杯日本大会での写真、2枚目は13日の欧州チャンピオンズカップ準々決勝での対戦時の写真だ。
ビガーは投稿に「東京からトゥーロンへ」と題し、「この若者がW杯開催中の日本でセルフィーを撮ろうと私に近づいてきた時は、まさか6年後にトゥーロンで再会することになるとは夢にも思ってなかった」と感慨深くつづった。
ビガーはウェールズ代表112キャップを誇るスター選手。W杯は2015年から3大会連続出場で、日本開催だった2019年大会も出場。全英・アイルランド代表ライオンズにも2度選出されている。
6年前、斎藤はまだ大学生。早大の主将として、日本代表予備軍「ナショナル・デベロップメント・スコッド(NDS)」に名を連ねながら将来の代表入りを目指し鍛錬していた時期だ。自国開催のW杯で活躍する世界各国の選手たちを「いちファンとして」テレビ越しに目に焼き付けていた。
当時大学4年だった斎藤も2023年には日本代表としてW杯に出場し、今ではフランス1部の強豪トゥールーズで活躍している。ビガーは「今回は彼がプロ選手として対戦相手のトゥールーズでプレーしている」と記した。
7日には今季限りでの現役引退を発表したビガー。楕円球がもたらした縁を「ラグビーには、世界をつなげる素晴らしい力があります」と記し、最後は「Ganbattene, tomoyo(がんばってね、ともよ)」とエールを送った。