日本ハム・山県秀、プロ初本塁打で決勝2ラン!野球人生最高の感触を語る
日本ハムのドラフト5位ルーキー・山県秀がプロ初本塁打となる決勝2ランを放ち、野球人生最高の感触を語りました。

山県秀、プロ初本塁打で決勝2ラン
2025年6月4日、エスコンフィールド北海道で行われた交流戦で、日本ハムのドラフト5位ルーキー・山県秀内野手がプロ初本塁打となる決勝2ランを放ちました。試合前には、母校・早大が東京六大学野球で3連覇を決めており、後輩たちにささげる”祝砲”となりました。
超伏兵からの驚弾
中学、高校、大学と公式戦ノーアーチの”超伏兵”から驚きの本塁打が飛び出しました。同点の4回2死一塁、打席に入った山県の頭によぎったのは、六大学の先輩でもある慶大出身・郡司に日ごろから言われている言葉でした。
「野球は本塁打。当てにいきすぎず、しっかりバット振れ」
郡司の教え通り、阪神先発・門別の初球、ど真ん中に来た144キロ直球を全力で振り抜きました。打球はきれいな弧を描いて左翼席へ。ベンチで先輩たちからヘルメットをたたかれる手荒い祝福を受け、満面の笑みを浮かべた背番号54は「野球人生の中でも一番の感触」と小学生以来の本塁打の感覚に酔いしれました。
新庄監督の評価
山県に「ゆっくりタイミングを取って、ポイントを前にして」と助言してきた新庄剛志監督も「(球が)飛んでいくところのコツが少しずつ分かってきたかな」と評価。「プロにきて、慣れていけば変わっていく選手はたくさんいる。打つかもしれん」と強打の遊撃手に期待の言葉を贈りました。
今後の活躍に期待
山県秀の今後の活躍に大きな期待が寄せられています。プロ初本塁打をきっかけに、さらに成長を遂げることが期待されています。