宮田莉朋、FIA F2バルセロナ戦で奮闘も作戦ミスに泣く
2025年FIA F2バルセロナ戦で宮田莉朋が奮闘するも、作戦ミスにより結果を残せなかったレースの詳細を紹介。

2025年5月30日、FIA F2第6戦バルセロナで宮田莉朋(ARTグランプリ/TGR-DC)が6番手タイムをマークしました。昨年好走をみせたバルセロナでのレースは、宮田にとってシーズンの中でも大きなチャンスとなる大会でした。
フリー走行(FP)での戦い
FPでは、タイヤのピークグリップが1周しか保たなかったため、その1周をまとめたドライバーが上位に名を連ねました。宮田は6番手というポジションに入ることができましたが、満足できるパフォーマンスではありませんでした。
予選での苦戦
予選では、1セット目のアタックで3番手につけたものの、2セット目のアタックではタイムが伸びず、14番手に沈む結果となりました。宮田は「悔しいというよりも、残念でした」と振り返りました。
スプリントレースでの奮闘
スプリントレースでは、13番手からスタートした宮田が好スタートを切り、オープニングラップで8番手に浮上しました。その後も順調にポジションを上げ、5番手まで上昇しましたが、セーフティカー(SC)導入後の作戦ミスにより、13位でチェッカーを迎えることになりました。
フィーチャーレースでの戦い
フィーチャーレースでは、14番グリッドからスタートした宮田がオプションタイヤスタートを選択し、順調にポジションを上げました。しかし、22周目にルーク・ブラウニングとの接触で大きくタイムを失い、9位でレースを終えました。
今後の展望
宮田は「運がなかったこと、そして作戦ミスで取りこぼしたバルセロナでしたが、気持ちを切り替えてシュピールベルクの戦いに臨みます」とコメントし、次戦でのリベンジを誓いました。
次戦となる第7戦シュピールベルクは、6月27〜29日にオーストリアのレッドブルリンクで開催されます。