2025年5月26日、卓球の世界選手権個人戦（カタール・ドーハ）に出場した日本代表選手たちが帰国し、千葉市内で会見を行いました。女子シングルスで銅メダルを獲得した伊藤美誠（スターツ）は、大会での充実感を語りました。

伊藤は、「試合に夢中だったので、勝つことよりは目の前の試合に集中して、こつこつという感じで考えていました。それが勝ちにつながっていい試合ができて、すごく満足のいく試合ができたし、大会でした」と振り返りました。

大会では、準々決勝で王芸迪（おう・げいてき）を撃破するなどして、世界選手権で自身10度目の出場で初の表彰台に立ちました。「中国人を倒してメダルを取れた。中国選手をしっかり倒さないとメダル獲得はできないというののは今の現状なので、それを成し遂げることができてうれしいです」と手応えを話しました。

今後の展望について、伊藤は「シングルスに励んでいたんでしたが、女子ダブルスを再開してみたりとか、また新しい挑戦をいろいろしていきたいなと考えています」と先を見据えました。

伊藤美誠の今後の活躍に期待が寄せられています。