【世界卓球2025】伊藤美誠、ポーランド選手の粘りを打破!シングルス初メダルへ4回戦進出
2025年世界卓球選手権で伊藤美誠がポーランド選手を4-2で下し、シングルス初メダルを目指して4回戦に進出。

2025年5月21日、カタール・ドーハのルサイル・アリーナで行われた世界卓球選手権個人戦の女子シングルス3回戦で、世界ランク9位の伊藤美誠(スターツ)が同78位のナタリア・バジョール(ポーランド)をゲームカウント4-2(11-7、11-9、11-9、9-11、2-11、11-9)で下し、4回戦に進出しました。
伊藤は試合後、「相手選手はもともと感覚があるのは分かっていたけど、思った以上にいろんなことをしてきた印象。3-0まで行ったけど、2、3ゲーム目も接戦で、相当やりづらかったです。4ゲーム目を取れなかったことが接戦になってしまった要因だと思います」とコメントしました。
1回戦から2戦連続でストレート勝ちで迎えた3回戦。先にリズムよく3ゲームを連取したが、第4ゲームは「相手選手も捨て身になって打ってきた印象もあった」と相手はラリーでミスが減り、伊藤に食らいついてきて、9-11で落としました。第5ゲームも流れを取り戻せず、連取されました。それでもサーブを変えたり、ラリーでも緩急をつけたり、伊藤らしい多彩な攻撃で相手の勢いを封じました。「最後は冷静にやれたと思う」と振り返りました。
6度目の世界選手権個人戦。女子シングルスで自身初のメダル獲得が大目標です。4回戦は、世界ランク11位で、日本のTリーグでもプレー経験がある鄭怡静(台湾)との対戦。伊藤は「すごい久しぶりの対戦で楽しみですね。ガンガンタイプの選手。思い切ってやりたいと思います」と言葉に力を込めました。