角田裕毅、モナコGP初日で手応えを掴むもさらなるタイム短縮を目指す
F1モナコGP初日、角田裕毅はフリー走行で着実にポジションを上げ、マシンの改善と自身のビルドアップに手応えを感じています。さらなるタイム短縮を目指し、明日の予選に向けて準備を進めています。

角田裕毅、モナコGP初日で手応えを掴む
F1第8戦モナコGP初日、角田裕毅(レッドブル)はフリー走行1回目で14番手、2回目で11番手と着実にポジションを上げました。伝統の市街地コースでのタイトな走行に苦戦しながらも、マシンの改善と自身のビルドアップに手応えを感じています。
フリー走行の詳細
- FP1: 1:13.232(14番手)/32周
- FP2: 1:12.072(11番手)/30周
角田は、今日のプラクティスについて次のようにコメントしています。
「いつものモナコらしく、今日のプラクティスはトラフィックが多かったです。ただ、それは全員同じ条件ですし、運もあるので仕方ありません。FP1ではうまく走れませんでしたが、FP2では多くの周回を重ねることができました。
今日の内容は悪くなかったと思います。ソフトタイヤでのグリップには限界を感じていて、FP1でも同様の感触がありました。ソフトに履き替えても大きな変化は感じられず、そこが課題です。ミディアムタイヤでは1周しか走れず、その後の赤旗で中断されてしまい、十分に試せなかったのが残念でした。
とはいえ、FP1からFP2にかけてマシンは確実に前進していますし、細かい部分を詰めていけば、さらに良くなるはずです。自分自身もあと0.2〜0.3秒くらいは縮めたいです。クルマにポテンシャルがあるのは分かっているので、あとは自分がそれを引き出すだけです。今やっていることを継続し、ペースを積み重ねて、明日の予選ですべてをうまくまとめられるよう頑張ります。」
今後の展望
角田は、明日の予選に向けてさらなるタイム短縮を目指し、マシンのポテンシャルを最大限に引き出すための調整を続けます。モナコGPでの好結果を期待して、全力を尽くすことを誓っています。