メルセデスのフェルスタッペン引き抜き説再燃!レッドブル代表が「雑音」と一蹴
レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表が、フェルスタッペンのメルセデス移籍説を「雑音」と否定。2028年までの契約を強調。

メルセデスのフェルスタッペン引き抜き説
レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、4度の世界チャンピオンであるマックス・フェルスタッペンがメルセデスへ移籍するかもしれないという憶測を「雑音」だとして切り捨てた。
ウルフ代表の狙い
メルセデスのトト・ウルフ代表は長い間フェルスタッペン獲得の機会を伺っており、昨年はレッドブル陣営が揺らぐ中で可能性を模索していたことを公言。結果的にメルセデスを離れたルイス・ハミルトンの後任としてフェルスタッペンを引き込むことはできず、ジョージ・ラッセル、そして新人のアンドレア・キミ・アントネッリというコンビで2025年シーズンを迎えた。
契約条項の詳細
フェルスタッペンはレッドブルと2028年までの契約を結んでいるが、その中には離脱条項も含まれていると考えられている。motorsport.comの取材によれば、フェルスタッペンは2028年までレッドブルとの契約を結んでいるものの、オーストリアGP終了時点でドライバーズランキング4番手以内に入っていなければ、今季限りでレッドブルを離脱できるという条項が契約に含まれていると言われている。
ホーナー代表の見解
フェルスタッペンの将来をめぐるラッセルのコメントについてSky Sportsで質問を受けたホーナー代表は「多くの雑音」があると答えた。
「マックスはそれにかなりイライラしていると思うし、マックスとの2028年までの契約は非常に明確だ。どんなことも推測の域を出ないが、あまり気にしない方がいい」
ウルフ代表の見解
ウルフ代表も、少なくとも2026年にフェルスタッペンがメルセデスに加わる可能性は「ほとんどない」と語ったものの、ラッセルは契約延長を待ち続けているという段階。アストンマーティンがチームのエースとして獲得する可能性を探っているという報道もある。
「ジョージがまだ契約を結んでいないことに苛立っているのは想像できる」とホーナーは言う。
「しかし、それは彼と彼のチームの問題だ」
「マックスに関する我々の状況はハッキリと分かっているし、マックスもそうだ。全てがノイズで、いかなる契約においても当事者間の機密事項として扱われる」