2025年5月22日、バスケットボールのBリーグは、富山グラウジーズとアルティーリ千葉の2チームをB2年間優勝とすると発表しました。両チームには賞金1千万円が授与されます。これはグラウジーズにとってクラブ史上初のタイトル獲得であり、ダビー・ゴメスヘッドコーチ（HC）は昨季の滋賀レイクスに続き、B2優勝の指揮官となりました。

トーナメントの結果

島田慎二チェアマンは、「どちらか一方を優勝とするにはあまりに甲乙つけがたく、両クラブともに優勝がふさわしいとの判断をした」との談話を出しました。

高堂社長のコメント

グラウジーズの高堂孝一社長は、「昨季ブースターに悲しい思いをさせてしまった中、恩に報いることができたと安堵している。いつの日か『幻のGAME3』が実現できることを願う」とコメントしました。

プレーオフ決勝の経緯

1勝1敗で迎えた19日のプレーオフ決勝（2戦先勝方式）の第3戦が千葉ポートアリーナ（千葉市）の停電により開催できず、代替日程での開催も見送られていました。

グラウジーズのシーズン成績

グラウジーズは今季、レギュラーシーズン38勝22敗の東地区2位でプレーオフに進出。準々決勝で西地区3位の静岡を2勝1敗で下し、準決勝は今季4戦全敗だった西地区1位の福岡にアウェーで2連勝し、1年でのB1復帰を決めました。A千葉との決勝は第1戦でホーム34戦負けなしの相手に勝ち、第2戦は敗れました。

MVPの選出

プレーオフ最優秀選手賞（MVP）はA千葉のガード黒川虎徹が選ばれました。