久保建英の未来予想:レアル・マドリード復帰か、レアル・ソシエダ残留か
スペイン地元紙が久保建英の去就を予想。レアル・マドリード復帰の可能性とレアル・ソシエダ残留の見通しを探る。

久保建英の去就に注目
バスクの地元紙『ノティシアス・デ・ギプスコア』が、レアル・ソシエダMF久保建英の今後の動向について予想を発表しました。今季最終戦となるラ・リーガ第38節、レアル・マドリード戦を控えるソシエダの中で、久保の去就が注目されています。
移籍の可能性
同紙は、アーセナル移籍が確実視されるMFマルティン・スビメンディや、ウェストハムからのレンタルでプレーするDFナーイフ・アゲルドなど、今季最後の試合となる可能性がある選手たちを紹介。その中で、久保建英については「タケ・クボは?」と疑問符をつけて紹介しました。
残留の見通し
日本代表MF久保建英については、残留の可能性も十分にあると見ています。「今季ラ・リーガでは1アシストも記録していないが、彼はサイドでプレーしても新監督が中央でプレーさせることを決断したとしても、完全に他を凌駕する選手である」と評価しています。
レアル・マドリードの存在
代理人は移籍市場が開く度に久保を動かそうとしてきましたが、久保自身はレアル・ソシエダがとても気に入っており、急いではいないと宣言してきました。「今夏、たとえチームが大きく変わろうとしても、彼が意見を変えないと私たちは信じている。しかしもし退団する場合、レアル・マドリードの存在を忘れてはいけない」と述べています。
契約解除金と移籍金
2022年に移籍金650万ユーロを支払って久保を獲得したレアル・ソシエダは、彼の契約解除金を6000万ユーロに設定しています。しかし、レアル・マドリードは彼を取り戻すために3000万ユーロを支払うだけでいいとされています。
来季の展望
「彼は間違いなく、ベルナベウでスタメンを務めるだろう。流れ的には、彼が(移籍しようと)奮起しなければ来季もアノエタ(ソシエダ本拠地)でプレーするはずだ」と、久保の来季の展望について述べています。