静岡県高校バスケットボール総体開幕!袋井商の野球部出身監督が目指すベスト16
静岡県高校バスケットボール総体が開幕。野球部出身の原慎之介監督率いる袋井商がベスト16入りを目指す。

静岡県高校バスケットボール総体が開幕
2025年5月24日、静岡県内で高校バスケットボール総体が開幕しました。各地区を勝ち上がった男女それぞれ32校が激突し、優勝校には全国大会への切符が与えられます。
袋井商の挑戦
男子バスケットボールでは、高校時代に野球部出身でバスケットボール経験のない原慎之介監督(31)率いる西部5位の袋井商が、1回戦で加藤学園と対戦します。袋井商はベスト16入りを目標に掲げています。
原慎之介監督の経歴
原監督は島田商の野球部出身で、バスケットボールの指導者としては素人でした。しかし、初任校の浜松東で顧問を任されてからバスケットボールの道にはまり、ルールから勉強を始めました。公式戦の審判も務めるため講習会に参加し、経験者に質問を重ねて知識を深めました。
チームの戦力
攻撃型の中心となるのはSF岡本有都(3年)です。1-1から仕掛けて得意のジャンプショットで得点を量産します。チームの目標は16強入りですが、司令塔のPG井田翔太主将(3年)は「2回戦は順当なら静学。絶対に勝てないという相手ではない」と、ひそかに8強入りを狙っています。
原監督の情熱
原監督は「選手たちが自発的にやるような声かけや指導をしていかないといけない。常に生徒と真剣に向き合うことは考えてます」と語りました。バスケットボールと野球の競技性の違いはありますが、戦う集団をつくり上げるのに指導者の情熱は不可欠です。
袋井商は原監督の指導のもと、県大会でも快進撃を目指します。