三笘薫がプレミアリーグで日本人初の2桁得点達成!リバプール戦でバースデーゴールを決める
ブライトンの三笘薫がプレミアリーグで日本人初のシーズン2桁得点を達成し、リバプール戦でバースデーゴールを決めた。

2025年5月19日、ブライトンはホームでリバプールと対戦し、3-2で勝利を収めた。この試合で、ブライトンの日本代表MF三笘薫が途中出場から今季10点目を挙げ、イングランド・プレミアリーグで日本人初となるシーズン2桁得点を達成した。
三笘は1-2とリードされた後半20分からピッチに登場。同24分、左サイドからペナルティーエリアのFWウェルベックへスルーパスを出して中へ切れ込み、シュートがはじかれたこぼれ球を左足ボレーで叩きつけてネットを揺らした。このゴールは、三笘の28歳の誕生日(日本時間20日)に当たる“バースデーゴール”となった。
追いつかれたリバプールは同32分からMF遠藤航を投入し、三笘との日本人マッチアップが実現。直後に三笘がドリブルを仕掛けて遠藤が抜かせないように守り、逆に遠藤が右サイドをオーバーラップして三笘が守備対応するシーンも見られた。ブライトンは同40分、遠藤を引き付けた三笘のパスからMFオライリーが左クロス。途中出場のMFヒンシェルウッドがファーで合わせて勝ち越し、王者相手に逆転勝ちを収めた。
ブライトンは勝ち点を58に伸ばして8位に浮上した。今季、欧州主要リーグではスタッド・ランス(フランス)の中村敬斗、キール(ドイツ)の町野修斗、フライブルク(同)の堂安律が2桁得点を達成しており、三笘で日本人4人目となった。