アレクサンダー・ズべレフがATP500で歴代4位に躍進、錦織圭を超える104勝達成
アレクサンダー・ズべレフがATP500で104勝を達成し、歴代4位に躍進。錦織圭を超える快挙を果たしました。

男子テニスのBMWオープン(ドイツ/ミュンヘン、クレー、ATP500)では、第1シードのアレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)が2回戦でワイルドカード出場のダニエル・アルトマイヤー(ドイツ)を6-3, 6-2のストレートで下し、2年連続7度目のベスト8進出を果たしました。この勝利により、ズべレフは「ATP500」で通算104勝目をあげ、歴代単独4位に躍進しました。
この記録は、2009年に「ATP500」のカテゴリーが導入されて以降、ラファエル・ナダル(スペイン)、ダビド・フェレール(スペイン)、ロジャー・フェデラー(スイス)に続くもので、これまで勝利数で並んでいた錦織圭を抜く快挙となりました。
ズべレフは今大会、1回戦で世界ランク40位のアドリアン・ミュレール(フランス)をストレートで下して勝ち上がりました。2回戦では、第1セットで第4ゲームにブレークを成功させて先行し、第2セットでは3度のブレークを奪い、自身のサービスゲームは1度のブレークに抑え、1時間19分で勝利を収めました。
この勝利でズべレフは、準々決勝で世界ランク37位のタリック・フリークスポール(オランダ)と対戦することになります。フリークスポールは1回戦でワイルドカード出場のヤニック・ハンフマン(ドイツ)をストレートで下して勝ち上がりました。
ズべレフの今後の活躍に注目が集まります。