【カーリング】ロコ・ソラーレ、今季終了から来季への挑戦 藤沢五月が語る勝利への道
ロコ・ソラーレの今季が終了。藤沢五月が来季の日本代表決定戦に向けての意気込みを語る。

ロコ・ソラーレ(LS)の今季は、ワールドツアー世界最高峰のプレイヤーズチャンピオンシップで1勝4敗の成績を残し、1次リーグ敗退という結果に終わりました。特に、スウェーデンチームとの試合では、第3エンドに3点を奪われるなど、流れをつかむことができず、3―6で敗れました。
試合後、スキップの藤沢五月は悔しさをにじませながらも、「3E目に3点を取られたところは、形は悪くなかったが、私がいいショットを決めきれなかった」とコメントしました。
今季のLSは、日本選手権で2026年ミラノ・コルティナ五輪代表候補決定戦の切符を獲得。SC軽井沢クラブ、フォルティウスとの戦いを制し、残り2枠を争う世界最終予選を突破すれば、3大会連続の五輪切符を手にすることができます。
サードの吉田知那美は、「過去10年のLSの成績では安定していた。新しい強さや底力を一定まで出せたけど、日本選手権以降、次に取り組んでいるのはもう一つ上の段階で勝つところ。課題がはっきりした点は悔しいけど大成功だった」と前向きに振り返りました。
藤沢も、「自分たちの課題、今取り組んでいることを来季にある日本代表決定戦に向けて、いい準備をしてしっかり切り替えてやっていきたい」と力強く宣言。持ち前の勝負強さで五輪への道を切り開くことができるか、今後の展開が注目されます。