DeNA 浜地真澄、電撃移籍での心境と新天地での目標
DeNA 浜地真澄が電撃移籍後の心境と新天地での目標を語る。


浜地真澄(C)日刊ゲンダイ
昨年の現役ドラフトで阪神から DeNA に移籍した浜地真澄投手。2022 年は救援として自己最多の 52 試合に登板し、防御率 1.14 の好成績を挙げたものの、23 年は 30 試合、昨年は 18 試合の登板にとどまった。新天地での取り組みや現役ドラフトで指名された際の心境について聞いた。
データ活用と練習への取り組み
自主トレでやってきたことの延長で取り組めているという浜地。阪神がいいとか悪いとかそういうのはないんですけど、これまでやってこなかったことでもある。コーチのみなさんもすごく引き出しがありますし、そういうのを教えてもらいながら、いい時間になってるのかなと思います。
阪神との雰囲気の違い
一番はメディアの数じゃないですかねと浜地。
現役ドラフトでの移籍と心境
僕の中ではなんとなくあるかもなと、感じていた部分もありましたし、野球ができなくなるわけじゃない。ただ、タイガースっていうチームが僕自身すごい好きで、愛着がありました。チームメートに恵まれ、やりやすい環境だったので、みんなと野球ができなくなる寂しさはありました。でも、ベイスターズって聞いた時にすごく楽しみになったというか。データだったり施設だったり、もちろん選手もレベルが高い。そういうチームに行けると、気持ちを切り替えられました。決まったチームもよかったのかなと思っています。
厳しいシーズンと現役ドラフトでの移籍
自分のせいなので、別に誰かを責めることもないですし。自分の力があれば、もっとできたなっていうのは単純に思っています。制度自体、飼い殺しをなくそうみたいなシステムですし、求められて行くっていうことだと捉えてます。個人的には、活性化の意味で非常にいいシステムだと思っていました。トレードはお互いに利益があるならやるべきですし、FA も行きたいところに行ける権利を取った選手はどんどん移籍すればいいと。だから移籍にマイナスイメージは持ってないですね。
新天地での目標
ポジションうんぬんより、とにかく投げたい、抑えたいっていうのがあります。クローザーになりたいとか、セットアッパーに入りたいとかっていうよりも、とにかく自分で投げたいし、チームとして抑えたい。やっぱり打たれると楽しくないし、抑えると楽しいですから。抑えて楽しいと、たくさん実感したい。それができたらポジションも必然的に上がっていくと思います。シンプルに目の前のバッターを抑えたい、というのが一番です。