鈴木彩艶が勝利に貢献!パルマが 2025 年初白星
日本代表 GK 鈴木彩艶が新指揮官の初陣で勝利に貢献。パルマがダービーを制し、2025 年初白星を挙げた。

日本代表 GK 鈴木彩艶、新指揮官の“初陣”で勝利に貢献! ダービーを制したパルマが 2025 年初白星
セリエ A 第 26 節が 22 日に行われ、パルマ・カルチョとボローニャが対戦した。
ここまで 25 試合を消化したリーグ戦で 4 勝 8 分 13 敗を記録し、勝ち点「20」の 18 位につけるパルマ。4 年ぶりのセリエ A を戦う同クラブは開幕直後こそ順調にポイントを積み上げていたものの、現在は 7 戦未勝利の降格圏に沈んでいる。
苦しい戦いを強いられるなか、パルマは 17 日はファビオ・ペッキア監督の解任を発表。新たにクリスティアン・キヴ監督を招へいしており、新指揮官の下で戦う初戦に日本代表 GK 鈴木彩艶は先発出場を飾っている。
“エミリア・ダービー”と呼ばれる両者による一戦は、37 分にパルマが均衡を破る。マッテオ・カンチェッリエーリが右サイドを抜け出し、左足に持ち替えながらボックス内にクロスを供給。アンジェ・ヨアン・ボニーが胸で収めてボールをキープし、右脇に出したパスが相手選手の手に接触する。主審が PK と判断したことで、パルマが決定機を獲得。キッカーを務めたボニーが確実に沈め、パルマが先制した。
前半アディショナルタイムには鈴木がビッグセーブを披露。結果的にオフサイドとなったものの、ダン・ンドイの決定的なヘディングを左手一本で防いでみせた。前半終了時点でパルマ のシュート数は 2 本。対するボローニャは 10 本と対極的なスタッツだったが、ホームチームがリードを保ってハーフタイムに突入した。
さらに 79 分、パルマが大きな追加点を挙げる。ボローニャがポゼッションで押し込みながらパスを繋ぐと、パルマ のデニス・マンが右サイドでインターセプト。スピードに乗りながら中に切り込み、複数の相手選手を引きつけつつ左サイドに展開する。抜け出したジーモン・ゾームがボックス内に侵入し、冷静に左足を一振り。パルマ がリードを 2 点に広げた。
結局、そのまま試合は 2-0 で終了。パルマ がリーグ戦 8 試合ぶりの勝利を掴んだ。次節、パルマ は来月 1 日にアウェイでウディネーゼと対戦。ボローニャ は今月 27 日にホームでミランとの第 9 節・延期分を戦う。