佐野海舟の再招集

2025年6月のW杯アジア最終予選2試合に臨む日本代表27選手が発表され、MF佐野海舟（24）が約1年4カ月ぶりに代表復帰を果たしました。昨年7月に不同意性交容疑で逮捕されたものの、不起訴処分となった佐野は、所属事務所を通じて「いろいろな人にご迷惑をかけてしまったこと、大変申し訳ございませんでした」と謝罪の言葉を述べました。

今季の活躍

今季、佐野はリーグ全34試合に先発出場し、チームを6位に躍進させる原動力となりました。その活躍が認められ、今回の代表復帰に至りました。

JFA担当者の説明

JFAの担当者は、佐野の再招集について「相手の方と話し合いができている。深く反省していることが継続的に確認できた。刑事事件としては罪に問われなかった」と説明しました。

兄弟の代表同時選出

また、弟のMF佐野航大（21）も初めて日本代表に選出されました。22日の欧州カンファレンスリーグ出場権決定プレーオフ準決勝トウェンテ戦では、今季3点目を決めるなど好調を維持しています。兄弟の代表同時選出は、2006年の佐藤勇人、寿人以来の快挙です。

森保監督の期待

森保監督は「兄弟で助け合い、刺激し合いながら、良い経験を積んでもらいたい」と、兄弟の相乗効果に期待を寄せています。

今後の展望

佐野海舟の復帰により、日本代表の戦力がさらに強化されることが期待されています。今後の試合での活躍に注目が集まります。