今秋の国民スポーツ大会で高校野球「7 回制」導入決定
日本高野連は、今秋の国民スポーツ大会の高校野球競技で「7 回制」を導入することを決定しました。

日本高野連は 2 月 21 日、大阪市内で理事会を開き、9 回まで行われている試合を 7 回に短縮する「7 回制」について、今秋に滋賀県で開催される国民スポーツ大会(国スポ)の高校野球競技(硬式、軟式)で導入することを決めた。7 回制は U-18(18 歳以下)ワールドカップ(W 杯)など一部の国際大会ですでに実施されていて、日本高野連は昨年 12 月に「7 イニング制等高校野球の諸課題検討会議」を設置し、日本の高校野球での将来的な 7 回制の導入について今年中に方向性を示す予定にしています。ただ、国スポ の高校野球(出場 8 校)は日程が 4 日間と短く、投手の球数制限の観点から 3 連戦も回避する必要があるため、前倒しで 7 回制を導入し、試合時間を短縮して選手の健康面にも配慮することを決めました。