【小倉大賞典】ダート 6 戦 5 勝馬が初めて芝に挑戦 トップハンデタイも斉藤崇調教師「想定通りです」
ダートで 6 戦 5 勝のヤマニンウルスが、小倉大賞典で初めて芝に挑戦。ハンデはトップタイの 58.5 キロで、斉藤崇調教師は「想定通り」と意に介さない。

【小倉大賞典】ダート 6 戦 5 勝馬が初めて芝に挑戦 トップハンデタイも斉藤崇調教師「想定通りです」
ダートで 6 戦 5 勝のヤマニンウルスが、第 59 回小倉大賞典・G3(23 日、小倉)でデビュー以来、初めて芝に挑戦する。10 日のアルデバラン S(京都・ダート 1900 メートル)を、前走からの出走間隔が下位のため無念の除外。斉藤崇調教師は「3 月 1 日に仁川 S(阪神・ダート 2000 メートル)もありますが、前走(2000 メートルの名古屋大賞典 6 着)後にジョッキーも『距離が少し長い』と。今後はマイル~1800 メートル路線に行きたいですね」と一番の敗因を指摘し、1800 メートルの G3 に照準を合わせてきた。
【データで見る】ヤマニンウルスの血統、戦績
ハンデはトップタイの 58.5 キロに決まったが、「ダート馬が芝を使うと軽くなるわけではありませんから。想定通りです」と意に介さない。先週の金曜は芝コースでキャンター調整し「普通に走れていました。具合はいいし、いいもの(能力)を持っています。今の小倉の緩い馬場なら」と期待を寄せる。近親に芝 2000 メートルの G3 を 2 勝しているヤマニンサルバムがいるジャスタウェイ産駒が、アッと言わせるか。(玉木 宏征)