広島・小園、初対外試合で貫禄の 2 安打 1 打点!新井監督も満足
広島の小園海斗内野手が初対外試合で 2 安打 1 打点を記録。新井監督は「それぐらいはやってもらわないと困る」と満足していない。

小園海斗、初対外試合で好調
広島の小園海斗内野手が、今年自身初となる対外試合出場で 2 打数 2 安打 1 打点の好成績を収めました。小園は「練習もしっかりできていたので、いい感じで入れました。最初にしてはよかったのかなと思います」と語り、好調なスタートを切りました。
対応力と積極性を披露
初回の 1 打席目では、昨季 11 勝の左腕・藤井に 2 球で追い込まれながらも、3 球ファウルで粘り、フルカウントから直球をコンタクト。右前へのクリーンヒットとなり、「2 球で追い込まれちゃったんですけど、そこからカウントをつくれて打てた。また成長できたかなと思います」と手応えをにじませた。
さらに二回 2 死一、二塁の好機で迎えた 2 打席目は、左腕・辛島の直球を捉えて、二塁手の横を抜けていく中前適時打。カウント 1-0 からのファーストストライクを振り抜き、「しっかりとコンタクトできるように、1 発で捉える準備をしていた。そこで 1 発で捉えられたので良かった」と手に残る感触を確かめました。
新井監督の期待に応える
新井監督は、小園の 2 安打 1 打点の結果にも「それぐらいはやってもらわないと困る」と満足していない様子。内野では二俣や内田がアピール中ということもあり、小園は「レギュラーを取れるように、しっかりとアピールしたいなと思います」と意気込みを語りました。
若手の底上げを目指す
今キャンプでは、野手陣が連日、練習の締めにロングティーと連続ティーを行うなど、スイング量は例年以上となっています。昨季、自身初となる全試合出場を果たし、主力の仲間入りを果たした小園も例外ではなく、バットを振り込む毎日を送っています。
疲労との戦い
疲労がたまった状態で打席に立つと感覚にもズレが生じてくることは昨季終盤に経験した。課題はそのような局面でもいかに結果を残し続けるかです。「(シーズン中も)しんどい時は絶対あるので。そこでどう結果を出すかだと思う。(今は)キツいのはキツいけど、その中でやりたいなと思っている。シーズン中はそれが当たり前。良いキャンプになってるんじゃないかなと思います」と猛練習を歓迎する姿勢を見せています。
主力でありながら若手でもある
小園は主力でありながら若手でもある背番号 5 です。初心を忘れず、結果を求めていくことが期待されています。