牛島和彦氏が語る中日キャンプ初日の衝撃
中日の春季キャンプ初日、牛島和彦氏は木俣達彦氏から衝撃的な一言を言われた。

牛島和彦氏が語る中日キャンプ初日の衝撃
中日ドラフト 1 位の牛島和彦氏が、高橋慶彦氏の YouTube チャンネルに出演。牛島氏は中日の春季キャンプ初日に木俣達彦氏から言われた衝撃の一言を振り返った。
浪商から 1979 年ドラフト 1 位で中日入りした牛島氏は、センバツ準優勝、夏の甲子園ベスト 4、高校日本代表でもエースという輝かしい経歴を持っていた。しかし、生意気盛りの 18 歳だった牛島氏は、中日の春季キャンプ初日にブルペンで当時日本人最速を誇った小松辰雄氏と大エース・鈴木孝政氏に挟まれて投げさせられた。
両隣から「バーン!」「シューッ!」と凄い音がする中、牛島氏が投げると「シュルシュルシュル」。それを受けたのが正捕手の木俣達彦氏で、立ち上がって返球しながら「ちょっと高かったけど、ええバッティングピッチャーだな、こいつ」と大声で言われた。
牛島氏は「(高卒 1 年目の)キャンプ初日ですよ!」と笑って振り返った。当然、そのくらいでつぶれるタマじゃない。牛島氏は 1 年目から 4 試合に先発し、2 勝を挙げて見せた。
牛島氏はのちに木俣氏に「俺は絶対活躍しないと思ったピッチャーが 3 人おる。そのうち 2 人は牛島と山本昌」と言われたという。牛島氏は「何百勝してるんだって!」と猛抗議した。高橋氏は「見る目なさ過ぎ!木俣さん」と大笑いした。