侍ジャパンの一員として活躍したヌートバー、年俸調停の公聴会終了
カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手が年俸調停の公聴会に出席。球団提示額との差は約 7600 万円。来週には年俸額が公表される見通し。

カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手が、年俸調停の公聴会に出席したと、MLB 公式サイトのカージナルス番ジョン・デントン記者が伝えた。球団提示の 245 万ドル(約 3 億 7100 万円)に対し、295 万ドル(約 4 億 4700 万円)を希望しているとされており、その差は約 7600 万円。来週までは決定した年俸額が明かされることはないという。
デントン記者は自身の X(旧ツイッター)で「カージナルスは最近、ラーズ・ヌートバー との年俸調停の公聴会を行った。しかしながら 2025 年の契約に関する決断は、来週まで公開されない。ブレンダン・ドノバン外野手とアンドレ・パランテ投手の公聴会も、来週行なわれることになる」と綴った。
ヌートバーは、2023 年 3 月の WBC に日本代表「侍ジャパン」の一員として出場して世界一に貢献した。2024 年は 109 試合出場で打率.244、12 本塁打、45 打点、OPS.758 をマークした。
2024 年の年俸は 76 万 1000 ドル(約 1 億 1500 万円)だった。昨年 10 月には、米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」が年俸調停権を持つ選手の年俸を予想しており、ヌートバー は 250 万ドル(約 3 億 7800 万円)となっていた。今年が調停資格取得初年度で、1 月 9 日(同 10 日)の期限までに合意に至らなかった。ヌートバー の希望が通れば年俸が約 4 倍増となるわけだが、どんな結果が待っているだろうか。