フォルティウス、ミラノ五輪へ向けて決勝進出!北海道銀行を破り、優勝への道を切り開く
カーリング日本選手権第6日、フォルティウスが北海道銀行リラーズを6-5で下し、予選1位で決勝進出を決めました。ミラノ五輪代表を目指す彼らの戦いをレポート。

フォルティウス、北海道銀行を破り決勝進出
2025年2月7日、横浜BUNTAIで行われたカーリング日本選手権第6日。フォルティウスは北海道銀行リラーズを6-5で下し、予選1位で9日の決勝進出を決めました。2次予選リーグでは、フォルティウスが4勝1敗の成績を収め、試合前のドローショットチャレンジ(DSC)の結果により1位が確定しました。
大接戦を制したフォルティウス
5-5で迎えた最終の第10エンド(E)。有利な後攻で迎えたフォルティウスは、スキップでフォースの吉村紗也香(33)がラストストーンで決勝点を奪うと、歓喜の輪が広がりました。吉村は「最後まで集中してできたのが良かった」と笑顔を見せました。
逆転勝利の鍵
1-1で迎えた第5Eには道銀に1点スチールされてリードを許しましたが、第6、8Eに2点ずつ奪って食いつき、最後に逆転。前日のロコ・ソラーレ戦では第10Eに3点を奪われての逆転負けで、ショックを隠し切れませんでした。痛感させられた「詰めの甘さ」を猛省して臨んだ一戦でした。
ミラノ五輪代表を目指して
2026年ミラノ・コルティナ五輪代表につなげるためには、絶対条件となる優勝まであと1勝。準決勝をパスして8日は休養に充てられます。氷の状態は1日空くだけで大きく変化しますが、吉村は「どのチームよりもアイスを読み切れている」と自信を持っています。力強いスイープでチームを支えてきたサードの小野寺佳歩(33)も「ここまで来たら勝ち切って世界に行きたい」と意気込んでいます。
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