ロコ・ソラーレの逆転劇!ついに五輪代表候補に名乗り
カーリングの日本選手権でロコ・ソラーレが逆転の連勝劇を見せ、五輪への道を切り開きました。藤沢五月選手の強い意志が光ります。

逆境を乗り越えたロコ・ソラーレ
2025年2月6日、カーリング日本選手権第5日において、ロコ・ソラーレが見事なパフォーマンスを披露し、ついに五輪代表候補決定戦への進出を決めました。チームは午前中に開催されたチーム御代田との試合を延長戦の末に7-6で勝利し、夜のフォルティウス戦では最終第10エンドでの逆転に成功しました。これで1次リーグから5連勝を達成し、条件付きで2次リーグに持ち越した成績は通算で3勝1敗となりました。
藤沢五月の決意
ロコ・ソラーレのスキップを務める藤沢五月選手(33)は、「逆境に立たされてからの追い上げが私たちの強み」と語り、自信を持って勝利の道を歩んでいます。フォルティウスとの試合では、試合序盤は苦しい展開が続きましたが、第3エンドに藤沢の見事な神ショットが流れを変え、今大会での3位以内が確定しました。
ゾンビゲームの精神
試合後、サードの吉田知那美選手(33)は「私たちはゾンビゲームと言って、はい上がってくるのが得意なチームです」と述べ、逆転を果たした瞬間の喜びを分かち合いました。この強い精神力がロコ・ソラーレを支えています。
五輪への道を切り開く
大会初日は黒星スタートとなりましたが、そこから立ち直り、世界のトップと互角に戦う底力を見せました。藤沢選手は「プレッシャーを考えるよりも、全力で自分たちの試合をすることが重要」と冷静さを保ち、素晴らしい結果を出しています。
次回の試合は7日にフィロシーク青森戦です。「全力で戦っている姿がロコ・ソラーレらしい姿」と藤沢選手はさらなる成長を期待しています。これからも3大会連続の五輪を目指し突き進むロコ・ソラーレから目が離せません!
大会方式
1次リーグは5チームずつのA、B組に分かれ、トータルでの勝ち点を競い上位3チームが2次リーグに進出します。2次リーグでは各チームが1次リーグで別組だった3チームと対戦し、最終的に順位を決定します。1位のチームは決勝へ、2位と3位は準決勝へ進みます。