U-20日本代表DF梅木怜がアジア舞台で輝く理由
復帰を果たした梅木怜がU-20アジア杯を目指し、代表を勝ち取る思いを語る。

目指すはアジアの舞台
U-20日本代表のDF、梅木怜(今治)は、アジアの舞台で輝くために練習に参加し、無事に復帰を果たした。合宿初日から充実したトレーニングに取り組み、彼の熱意は驚くべきものがある。
最近の練習では、ハムストリングの軽度の負傷から回復した梅木は、4日の練習試合での出番がなかったものの、その後の練習では積極的にボールを使ったトレーニングを行った。彼は、「失点を防ぐことを最優先とし、ドリブラーに対しても一歩も引かずに挑みたい」と語り、右サイドバックとしての自信を見せた。
プレースタイルと経験
梅木は、FC今治の3バック戦術の中で多くの経験を積んでおり、右ウイングバックでのプレーも豊富だ。特に攻撃参加については、自身の強みである「縦への攻撃参加」について強調し、前に進む意欲を見せた。アタッカーとしての経験は、彼の攻防両面に大きな影響を及ぼしている。
U-20W杯への思い
新シーズンは、AFC U-20アジアカップと重なるため、J2デビューはしばしお預けだが、U-20アジア杯での活躍が世界大会への道を開くことになる。梅木は、「アジアで自分がどれだけ戦えるかを楽しみにしている」と語り、特に友人であり戦友でもあるMF横山夢樹との共闘を心待ちにしている。
「彼とはサッカーの話を多くし、プライベートでも親しい仲であるため、一緒にプレーすることができたら最高だ」と梅木は耳を傾けさせる言葉を残し、仲間との絆の大切さを強調した。
これからの挑戦
初めて日の丸を着けた時の緊張感とは異なり、今や責任と自覚を持ってプレーすることを感じている。梅木は、「代表として、私は自分の100%を出して日本のために戦い続ける」と意気込みを表明し、大舞台に向けて燃える思いを胸に秘めている。
W杯出場の切符を手にするため、彼の決意は揺るがない。アジアの舞台での戦いが始まる、期待に満ちた未来が彼を待っている。