バルセロナ来日試合の開催決定

スペインの名門FCバルセロナが、一時は中止が発表されていたJ1王者ヴィッセル神戸との国際親善試合（27日、ノエビアスタジアム神戸）に予定通り出場することが正式に決定しました。この試合は、神戸の創設30周年記念チャリティーマッチとして5月に発表され、最高額が16万4000円のチケットもほぼ完売していました。

三木谷会長の迅速な対応

楽天グループの会長兼社長で、神戸の会長も務める三木谷浩史氏が、未払いだった運営負担金500万ユーロ（約8億6600万円）を肩代わりすることで問題を解決しました。これにより、バルセロナの一行は26日に来日し、予定通り27日に試合を行うことになりました。

選手たちの反応

スペインメディアによると、今回の前代未聞のドタバタ劇にバルセロナの一部の選手は「不快感や憤りを露わにしていた」とのことです。しかし、三木谷氏の迅速な対応により、試合が実現することになったことで、選手たちも安堵の表情を見せています。

今後のスケジュール

バルセロナは神戸との試合を終えた後、予定通り韓国へ向かい、7月31日にFCソウル、8月4日には大邱FCとの国際親善試合に臨みます。これにより、バルセロナのアジアツアーが順調に進むことが期待されています。