GKの決定的なセーブが試合を変える!ドルトムント対モンテレイの熱戦【クラブW杯】
ドルトムントのGKグレゴル・コーベルが決定的なセーブを決め、試合の流れを変えたクラブW杯の熱戦を振り返る。

試合の流れを変えたGKのセーブ
2025年7月4日、アトランタのメルセデスベンツスタジアムで行われたクラブ・ワールドカップのラウンド16。グループFを首位で突破したドルトムントは、グループEを2位で通過したモンテレイと対戦した。
前半、ドルトムントはセル・ギラシの2得点でリードを奪った。しかし、モンテレイも後半開始早々にヘルマン・ベルテラメのゴールで1点を返し、試合は一気にモンテレイペースへと傾いた。
決定的な瞬間
60分、モンテレイはセルヒオ・カナレスのスルーパスを受けたヘスス・コロナがGKと1対1の状況を作り出した。誰もが同点ゴールを予想した瞬間、ドルトムントのGKグレゴル・コーベルが冷静に対応し、コロナのシュートを防いだ。
試合後のコメント
コーベルは試合後、「我々はあの時、冷静さを保つことができた。冷静さを失うことなく、ただ自分たちがやるべきプレーを続け、良い守備をした」と振り返った。彼のビッグセーブは、試合の勝敗を分ける決定的な瞬間となった。
サッカーの怖さ
押していながらゴールが遠いモンテレイの焦りと苛立ちは、スタンドのサポーターも含め、次第に増幅していった。こうなると、むしろ攻勢であることが嫌な雰囲気を作ってしまうのは、サッカーの怖さである。
今後の展望
コーベルは、「普段から常にベストを尽くすようにしている。もちろん、ボールがゴールに向かってきた時に、自分が何かできたら嬉しい。これからもその姿勢を続け、できる限りチームに貢献できるよう努めていく」と語り、今後の活躍に期待を寄せた。
サッカーは、ときにGKが試合を決める。そんなことに改めて気づかされた、コーベルの出色の働きだった。