横浜FCは、マルチクラブオーナーシップ（MCO）を提携しているポルトガルのクラブ、オリヴェイレンセについて、2025-26シーズンのリーガ・ポルトガル2（ポルトガル2部リーグ）への出場が決定したことを公式に発表しました。

オリヴェイレンセは、2024-25シーズンにリーガ・ポルトガル2で17位となり、3部リーグへの降格が決定していました。しかし、リーガ・ポルトガル Betclic（ポルトガル1部リーグ）で最下位となり2部降格となったボアヴィスタが、財務上の問題で2部登録条件を満たせなかったため、オリヴェイレンセが3部降格を免れて2部残留が決まりました。

横浜FCの公式サイトでは、「UDオリヴェイレンセは、1部リーグから2部リーグへの降格が決定していたクラブがリーグの定める登録基準を満たさなかったことにより、昨シーズンに引き続き2部リーグへの参戦が決定いたしました」と述べています。

オリヴェイレンセは、創立100年を超える歴史あるクラブで、横浜FCを保有する株式会社ONODERA GROUPは、2022年11月にオリヴェイレンセの経営権を取得し、Jリーグ史上初のマルチクラブオーナーシップ（MCO）に挑戦しています。日本人選手では、元日本代表FW三浦知良やMF小野原和哉、FW小枇ランディらが在籍していました。

新シーズンのチーム編成やリーグ開幕情報については、詳細が決定次第、公式サイトで発表される予定です。横浜FCとオリヴェイレンセの今後の動向に注目が集まります。