【高校野球】星林の則藤瑞起、最速144キロの右腕が甲子園を目指す!
星林高校の則藤瑞起投手は最速144キロの直球を武器に、甲子園出場を目指す。小久保監督の母校としても注目される彼の成長とチームの絆を紹介。

注目の右腕、則藤瑞起
星林高校の則藤瑞起投手は、最速144キロの直球を武器に、第107回全国高校野球選手権大会(甲子園)出場を目指している。ソフトバンクの小久保監督の母校としても注目される星林高校のエースである。
直球の力強さが武器
則藤投手は「直球の力強さが武器。ピンチでも打者との勝負を楽しめる」と自信を見せる。今春の県大会では全5試合で先発し、2007年以来18年ぶりの準優勝に貢献した。
トレーニングと成長
辻知幸監督は「強豪校に負けない体をつくる」と、昨年9月から週2日のジムトレーニングを導入。則藤投手は約10キロ増量し、「7、8割の力で投げ、要所でギアを上げる余裕が出てきた」と成長を実感している。
練習とチームの絆
則藤投手は朝7時30分から1時間の朝練習、放課後は全体練習後にジムで自主トレーニングを行う。ドジャースの山本選手らが使用するプラスチック製のやりも活用し、春季大会後の練習試合では滋賀学園を相手に延長11回を無四球、2失点にまとめた。
目標は甲子園
則藤投手は「このメンバーで長く野球がしたい。智弁和歌山にリベンジして甲子園へ」と意気込みを語る。母・麻記子さんは智弁和歌山のファンだが、則藤投手は中学の先輩が着ていた星林のユニホームに憧れて進学した。
則藤瑞起のプロフィール
- 生年月日:2007年11月12日
- 出身地:和歌山市
- 身長:173cm
- 体重:68kg
- 投打:右投右打
- 変化球:カーブ、スライダー、チェンジアップ、フォーク