侍ジャパン注目の二刀流・新井瑛太、大学進学でさらなる飛躍を目指す
侍ジャパン候補の新井瑛太が大学進学を決意。最速153キロの速球と通算15本塁打のパンチ力を武器に、さらなる成長を目指す。

2025年6月29日、高校日本代表候補であり、滝川(兵庫)のエースとして活躍してきた新井瑛太投手が、卒業後の進路を大学進学に絞ったことが明らかになりました。今秋のドラフト候補として注目されていた新井ですが、プロ志望届を提出せず、大学で4年間鍛えてからプロ入りを目指すことを決断しました。
新井瑛太は中学時代まで外野手としてプレーし、高校1年の秋から投手に転向。高いポテンシャルを秘め、最速153キロの速球を投げるまでに成長しました。また、打者としても高校通算15本塁打を記録するなど、二刀流としての才能を発揮しています。今春の報徳学園との県大会3回戦では、NPB9球団が視察に訪れるなど、プロからも高い評価を受けてきました。
学業面でも優秀で、5段階評定は常に4・5以上を維持。入学から3年間学級委員長を務め、主将としてチームをまとめてきました。兵庫大会の開会式では、「目標の甲子園へ、目の前の試合をコツコツ慎重に戦います」と意気込みを語りました。
シード校である滝川は、7月13日の初戦で明石西と津名の勝者と対戦します。春夏合わせて同校45年ぶり21度目の甲子園出場を目指し、新井瑛太の活躍に期待が寄せられています。
新井瑛太プロフィール
- 生年月日:2007年10月20日
- 出身地:神戸市
- 身長・体重:180cm、82kg
- 投打:右投げ左打ち
- 経歴:小学1年から小束山少年団で野球を始め、中学では明石ボーイズで外野手としてプレー。滝川では1年夏から主軸打者として活躍し、同年秋から投手に本格転向。3年時の今春はU18候補合宿に参加。