J2長崎新監督高木琢也が語る「ハードワーク」の真意とJ1昇格への戦略
J2長崎の新監督高木琢也が就任会見で「ハードワーク」の重要性を語り、J1昇格に向けた戦略を明らかにしました。

高木琢也新監督の就任会見
J2V・ファーレン長崎の新監督に就任した高木琢也氏が19日、長崎市のピーススタジアムで就任会見を行いました。高木氏は2013~18年に長崎で指揮を執り、2017年にクラブ初のJ1昇格を果たした実績を持っています。今回の就任会見では、J2優勝とJ1昇格を目標に掲げ、攻撃型チームの継承を明言しました。
「ハードワーク」の重要性
会見で高木氏は、「選手たちに最初に『ハードワーク』という言葉を伝えました」と語りました。この言葉は2017年の昇格時にも掲げられ、堅守速攻という形で体現されました。高木氏は「現代サッカーでハードワークは当たり前」と述べ、練習でやみくもに汗をかくのではなく、目的意識を持って取り組む必要性を訴えました。
守備の改善と自主性
高木氏は、J2リーグで3番目に多い32失点を喫している守備の改善にも「ハードワーク」が必要だと考えています。「守備はネガティブなアクションなので、それをポジティブなアクションに持っていけるように。自分たちの中で考えて起こしてほしい」と語り、選手たちの自主的なアクションにも期待を寄せました。
今後の展望
高木氏は20日に正式就任し、22日に熊本市のえがお健康スタジアムで行われるJ2ロアッソ熊本戦から指揮を執ります。高木氏の指導の下、長崎がJ1昇格を果たすことができるか、今後の試合が注目されます。