大藤沙月選手、世界卓球選手権で銀メダル獲得!地元福井で凱旋パレード
大藤沙月選手が世界卓球選手権で銀メダルを獲得し、地元福井で凱旋。その活躍と今後の目標について詳しく紹介。

大藤沙月選手の快挙
2025年6月2日、卓球の世界選手権・混合ダブルスで銀メダルを獲得した大藤沙月選手が、地元福井に凱旋しました。3歳の頃から彼女を知る地元の人々は、その成長と活躍に大きな喜びを感じています。
初の世界選手権での戦い
21歳の大藤選手にとって、今回が初めての世界選手権出場でした。吉村真晴選手との「大吉ペア」で臨んだ混合ダブルスでは、快進撃を続け、決勝ではパリオリンピック金メダリストと対戦。一歩も引かずに戦い、見事に銀メダルを獲得しました。
銀メダルへの思い
銀メダル獲得から1週間後、大藤選手は福井県庁を訪れ、杉本知事に初の世界選手権の感想を語りました。
「嬉しい気持ちと悔しい気持ちのどちらもあって。女子ダブルスでは世界ランク1位として臨んで金メダルを目指していたのですが、メダルを逃してしまったのはすごく悔しかったです。でも、まさかミックスダブルスでメダルが取れるとは思っていなかったので、驚きの気持ちと嬉しい気持ち、どちらもあります」
今後の目標
初の世界選手権を終え、大藤選手はさらに上を目指す気持ちが強くなったと話しました。特に、2028年のオリンピック出場への意欲を強く語りました。
「2028年のオリンピックに出たいという気持ちが本当に強くなって。ダブルス、ミックスダブルス、混合団体といろんなことに挑戦しながらオリンピックを目指したいです」
地元への思い
正月以来、約半年ぶりに地元に帰った大藤選手は、杉本知事から「福井に帰ってきて何が食べたいですか?」と質問され、笑顔で答えました。
「秋吉の串カツと、大野のとんちゃん(大野名物のホルモン)が食べたいです」
最後のインタビューでは、地元への感謝と今後の目標を語りました。
「小さいときに強くしてもらった故郷なので、もっと活躍して卓球をしている子供たちに勇気を与えられるように頑張りたい」
大藤沙月選手の今後の活躍に、地元福井だけでなく、全国の卓球ファンが期待を寄せています。