2025年F1第9戦、スペインGP決勝が現地時間6月1日にバルセロナで開催された。晴天の下、気温30℃、路面温度50℃という灼熱のコンディションでのレースとなった。

ピアストリの圧勝

ポールポジションからスタートしたオスカー・ピアストリは、終始安定した走りを見せ、今季5勝目を飾った。マクラーレンのチームメイト、ランド・ノリスも2位に入り、マクラーレンが1-2フィニッシュを達成した。

フェルスタッペンの苦戦

レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、序盤からタイヤのグリップに苦しみ、終盤にはポジションを落とし10位に終わった。フェルスタッペンはチーム無線で「グリップがない」と不満を漏らしていた。

角田裕毅の記録達成

角田裕毅は、日本人F1ドライバーとして最多の96戦目を迎えた。予選では最下位に沈んだが、レース中盤には順位を上げ、13位でフィニッシュ。片山右京氏の記録を更新し、新たな歴史を刻んだ。

レースのハイライト

• スタート: ピアストリがトップでターン1へと飛び込む。
• 中盤: ノリスがフェルスタッペンをパスし、2位に浮上。
• 終盤: 路面温度の高さによりタイヤのデグラデーションが顕著に。

結果

1. オスカー・ピアストリ（マクラーレン）
2. ランド・ノリス（マクラーレン）
3. ルイス・ハミルトン（メルセデス）

今回のレースは、マクラーレンの圧勝とフェルスタッペンの苦戦、そして角田裕毅の記録達成という様々なドラマが詰まったものとなった。