旭大星の力士人生を締めくくる感動の断髪式:照ノ富士親方ら約400人が出席
元幕内・旭大星の断髪式に照ノ富士親方ら約400人が出席し、力士人生の最高の瞬間を振り返りました。

旭大星の断髪式が盛大に開催
2025年6月1日、東京都内のホテルで元幕内・旭大星(本名:大串拓也さん、35歳)の断髪式が行われました。この式典には、浅香山親方(元大関・魁皇)や照ノ富士親方(元横綱)をはじめ、約400人の関係者が出席し、旭大星の力士人生を祝福しました。
師匠の大島親方による止めばさみ
式典は、旭大星の人柄を反映した和やかな雰囲気の中で進行しました。師匠である大島親方(元関脇・旭天鵬)が止めばさみを入れる場面では、旭大星は終始笑顔を絶やさず、「力士人生最高でした。これを超えるものはない。入った部屋も良かった」と力士時代を振り返りました。
力士としての歩み
旭大星は2008年初場所で初土俵を踏み、柔道出身ならではの足技を得意としました。大島部屋での猛稽古を経て、2014年名古屋場所で新十両に昇進。これは北海道出身力士としては2001年九州場所の若天狼以来、13年ぶりの快挙でした。さらに、2018年夏場所で新入幕を果たし、その場所で10勝を挙げて敢闘賞を受賞しました。
今後の目標
現役引退後、旭大星は油そば店の開業を目指しており、現在は武者修行中です。角界で学んだ経験を活かし、「人とのつながりを大事にして、頑張っていきたい」と今後の抱負を語りました。
関係者からの祝福
出席した照ノ富士親方は、「旭大星さんの努力と人柄は、多くの人に尊敬されていました。今後の活躍を期待しています」とコメントしました。浅香山親方も、「彼の力士人生は多くの人に感動を与えました。これからの新たな挑戦を応援しています」と祝福の言葉を贈りました。
断髪式の意義
断髪式は、力士が現役を引退し、新たな人生のステージに立つための重要な儀式です。旭大星の断髪式は、その力士人生の集大成として、多くの人々に感動を与えるものとなりました。