「地元の卓球文化を継承し、未来のスターを育成」うえはら卓球教室の挑戦
山梨県北杜市のうえはら卓球教室が、地元の卓球文化を守りながら、未来のスター選手を育てる取り組みを紹介。


地元の卓球文化を守るための挑戦
山梨県北杜市を拠点とする「うえはら卓球教室」は、地元の卓球人口減少に危機感を持った上原祐樹さんによって設立されました。上原さんは、甲府工業高校から大正大学を経て、地元での指導を開始。現在では小学生から高校生まで約20名が在籍し、技術向上と人間形成を目指すクラブとして成長しています。
教室設立の背景
上原さんは、中学時代の恩師からの誘いを受け、母校の外部指導を開始しました。しかし、県大会での山梨県ジュニア卓球界の現状に驚き、小中学生の人口減少や卓球を始める子供の少なさといった問題を目の当たりにしました。「このままでは地元の卓球が廃れてしまう」との思いから、教室を立ち上げることを決意しました。
現在の教室運営
現在、うえはら卓球教室は北杜市と韮崎市の2拠点で運営されています。平日は夕方からレディースの個人レッスンを行い、その後ジュニアの練習を行います。週末には長野県などに出張レッスンも実施しています。競技志向の強い子供たちは北杜市の教室に通うことが多く、アスリートコースも用意されています。
未来のスター選手を目指して
上原さんは、単に技術を教えるだけでなく、人間として成長できる環境を提供することを重視しています。「応援される選手」を育てるために、日々の指導に情熱を注いでいます。地元の卓球文化を守りながら、未来のスター選手を育成するうえはら卓球教室の挑戦は続きます。