山田龍聖投手の復帰と決意

山田龍聖投手（24）は、ウエスタン・リーグのくふうハヤテでの約2か月半の派遣を終え、巨人に復帰しました。当初の予定では6月30日までの派遣でしたが、巨人の戦力として早急に必要と判断され、5月28日に派遣が終了しました。山田は「1軍で投げることがハヤテへの恩返しにもなる」と語り、復帰後の活躍に意欲を見せています。

ハヤテでの武者修行

ハヤテでは9試合に登板し、2勝2敗、防御率1.79という好成績を残しました。特に、8試合で先発を任され、相手打者の特徴を研究し、結果につなげました。山田は「先発になってから相手打者の映像を見るようになり、自分のボールに対する反応をイメージするようになった」と振り返りました。

巨人復帰後の目標

山田は7月末が期限の支配下登録を勝ち取り、1軍選手として東京ドームで成長した姿を披露することを目指しています。昨季は2軍で29試合に登板し、2勝2敗、防御率1.65という成績を残しました。今季はハヤテでの経験を活かし、巨人の戦力としての地位を確立したいと考えています。

チームメートとの別れ

ハヤテでの最後の日、山田は約2か月半ともに戦ったチームメートに別れを告げました。「頑張れとか、いろんな言葉をもらった」と語り、特に張賢真選手とは食事に行き、別れを惜しんだそうです。

今後の展望

山田は「ハヤテでやってきたことを出して活躍するのが、ハヤテへの恩返しにもなる」と語り、巨人での活躍に期待が寄せられています。今後の試合での活躍が楽しみです。