侍ジャパン・井端弘和監督がソフトバンクとロッテの試合を視察、WBC招集候補に熱視線
侍ジャパンの井端弘和監督がソフトバンクとロッテの試合を視察し、WBC招集候補の選手たちに熱い視線を送りました。

井端弘和監督の視察内容
侍ジャパンの井端弘和監督が、パ・リーグのソフトバンクとロッテの試合を視察しました。井端監督は、両チームの練習に目を光らせ、特にソフトバンクの近藤、周東、ロッテの藤原など、侍ジャパンを経験している選手たちの動きをチェックしました。
選手たちへの評価
井端監督は、ソフトバンクの近藤について、腰痛の悪化やヘルニア手術を経て、現在は左かかとの痛みを抱えながらも出場していることを踏まえ、「WBCに関しては問題ないと思っています。11月の韓国との強化試合や来年3月のWBCに招集する予定です」と明言しました。
また、周東については、「今年の活躍を考えると、スタートも頭に入れています。他のコーチ陣と相談しながら、しっかりと対応したいと思います」と、WBCでのスタメン起用の可能性を示唆しました。
ロッテでは、高卒2年目の捕手・寺地について、「将来的には侍ジャパンの正捕手になる可能性があると思います。キャッチャーとしての才能は抜けていると思います」と将来性を高く評価しました。
さらに、3月のオランダ代表との強化試合で初招集され好投を見せたものの、レギュラーシーズンでは2勝6敗、防御率3.97と苦しんでいる種市について、「強化試合では素晴らしいボールを投げていました。そのレベルに戻ることができれば、十分に候補になると思います」と復調に期待を寄せました。
監督間の交流
井端監督は、ソフトバンクの小久保監督やロッテの吉井監督とも熱心に言葉を交わし、今後の戦略や選手の動向について意見交換を行いました。