オールブラックスのスター、リーコ・イオアネがレンスターに移籍!2025-26シーズンの新たな挑戦
ニュージーランド代表リーコ・イオアネがサバティカルを利用し、2025-26シーズンにアイルランドのレンスターに移籍。新たな環境での成長を目指す。

リーコ・イオアネの新たな挑戦
ニュージーランド代表“オールブラックス”の中心選手、リーコ・イオアネ(28)が、2025-26シーズンにアイルランドの強豪チーム、レンスターに移籍することが発表されました。この移籍は、彼がニュージーランドラグビー協会(NZR)との契約期間中のサバティカル(研究休暇)を利用して行われるものです。
移籍の背景
リーコは4月16日に自身のInstagramアカウントで、レンスターのジャージーを着た写真を公開し、移籍を正式に発表しました。彼は「アイルランドの象徴的なチームでプレーし、自分のラグビーを成長させ、家族と一緒に何か違うことを経験するエキサイティングな機会だ」とコメントしています。また、2026年後半にはリフレッシュしてオールブラックスに戻り、全力でプレーする意欲を示しました。
レンスターでの期待
レンスターはユナイテッド・ラグビー・チャンピオンシップ(URC)に加盟する強豪チームで、過去8回の優勝を誇ります。今シーズンも第14節終了時点で首位を走っており、ヨーロピアン・ラグビー・チャンピオンズカップでも4回の優勝を経験しています。リーコの加入により、チームの戦力がさらに強化されることが期待されています。
過去の活躍
リーコは2016年にスーパーラグビーのブルーズでデビューし、同年にはリオ五輪にセブンズ代表として出場しました。オールブラックスでは81試合に出場し、37トライを記録するなど、その実力は折り紙付きです。当初はWTB(ウィング)としてプレーしていましたが、2020年からはCTB(センター)に転向し、新たなポジションでも活躍を続けています。
今後の展望
リーコはレンスターでのプレーを2025-26シーズン限りとし、2026年7月以降はオールブラックスとしての復帰を目指しています。ブルーズの公式アカウントも、リーコが2027年にチームに戻ることを伝えており、今後の活躍が期待されます。
レンスターの戦略
レンスターでは、今シーズンもサバティカルを利用してニュージーランドから移籍したCTBジョーディー・バレットがプレーしています。ジョーディーは2024-25シーズン終了後にニュージーランドに戻るため、リーコとの共闘はありませんが、レンスターは2季連続で現役オールブラックスを受け入れることになります。
まとめ
リーコ・イオアネのレンスター移籍は、彼自身のラグビーキャリアにおける新たな挑戦であり、レンスターにとっても戦力強化の大きな一歩となります。今後の彼の活躍に注目が集まります。