◇カーリング プレイヤーズチャンピオンシップ 1次リーグ

ロコ・ソラーレが、韓国チームとの対戦で劇的な勝利を飾りました。試合は5-5のまま第8エンドで決着がつかず、延長戦に突入。先攻の韓国チームが最終投を終え、円の中心近くには石が2つ。後攻のロコ・ソラーレの勝利には、韓国チームよりも中心近くに石を置かなければなりませんでした。

この場面で、スキップの藤澤五月選手が最終投。ハウス側に立ち、指示役に回った吉田知那美選手の「ライン曲げたい、ライン曲がってない、曲がってない」という緊迫した声が会場に響き渡りました。

結果、ロコ・ソラーレの石は、中心に1番近かった韓国チームの石に衝突。ほぼ同じ位置に止まると、目視では判断できず、メジャー計測が実施されます。最終的には、韓国チームが、ロコ・ソラーレの石がより円心に近いと判断。僅差の結末に、ロコ・ソラーレのメンバーは「どっち？」「あ、勝った！？」「あー良かった！」と驚いた様子で、喜びを分かち合いました。

6-5の接戦をものにしたロコ・ソラーレは、今大会初勝利。しかし、その後スイスに敗れ、1勝3敗となっています。