藤澤五月のカーリングでのミラクルショットがファンを沸かせる
ロコ・ソラーレの藤澤五月がカーリングでミラクルショットを放ち、ファンを喜ばせた

カーリングの国際大会「グランドスラム オブ カーリング」の今季最終戦「プレイヤーズチャンピオンシップ」に日本のロコ・ソラーレ(Fujisawa)が出場しました。日本時間11日の第4試合でスイスのチーム・ティリンゾーニ(Team Tirinzoni)と対戦し、序盤から互角以上の戦いを披露していました。藤澤五月は、後攻の第1エンドに1点を取って迎えた第2エンドで、スイスが後攻の局面で、ピンチを救うミラクルショットを放ちました。決まれば相手に1点かブランク(0点)を選ばせる状況になる一方で、失敗すれば2点以上を与える可能性がある、まさに緊迫の場面でした。しかし、藤澤は狙いを定めてストーンを投げ、勢い良く赤にヒットし、そのままスイスの赤も弾き出すダブルテイクアウトに成功しました。これにはABEMAの解説・市川美余さんも大興奮でした。ABEMAで目撃したファンもコメント欄でリアクションし、藤澤の神ショットに歓喜の声を寄せていました。なお、日本はその後も一進一退の攻防を見せたものの、重要なショットを決めきれないままリードを許し、最終スコア3-5で敗戦しました。予選の成績は1勝3敗となり、予選最後の第5戦は日本時間11日21時から、世界ランキング3位の強豪・スウェーデンのチーム・ハッセルボリと、準々決勝進出に望みをつなぐための重要なゲームを戦います。